お正月の意味

― 古神道が伝える「始まり」の智慧 ―

僕は毎年、当たり前のようにお正月を迎えていました。
無宗教と気取り、初日の出を拝み、神社もお寺もわからずに混雑の中、参拝して
おせちをいただく。

けれど
「なぜそれをするのか?」
その意味を知っている人は、意外と多くありません。
と言うか、知らなくても良いと思いますが主観が入っていること御了承ください♪

お正月は「年が明けるだけでは」ではありません

現代では「1月1日=新年」とされていますが、
古来の日本ではお正月は暦の区切りではなく、氣(エネルギー)が切り替わる時を示していたとか。

古神道では、
時間は直線ではなく循環として捉えられています。

冬至を境に、陰極まり、陽が確実に芽生えてきます。
そこから少しずつ光が増し、
「新しい年の気が定着する時」
それがお正月です。

つまりお正月とは
👉 天と地の気が改まり、人の心も改まる日
と言えます。

「年神様」を迎える思想

神道で、お正月に年神(としがみ)様を家に迎える考えがあります。

年神様とは、
・その年の命
・実り
・成長
・運気
を司る存在。

そのため、しめ縄を張り、門松を立て、家を清めます。
これは「神様を信じているから」ではなく、

👉 清浄な場に、良き気は宿る
という自然哲学だと思います。

ホツマでも
「清き処に、道は顕れる」
と繰り返し説かれています。

掃除をする。
整える。
余計なものを手放す。 僕が良く言う一番の神事(しんじ)は掃除ですね。

これは信仰ではなく、生き方の基本なのかと。

「初日の出」を拝む理由

太陽は神道において
アマテラス=光・秩序・いのちの象徴。

初日の出を拝むのは
「願い事をするため」ではなく。

👉 自分の心を、天と地のリズムに合わせるため

古神道では
人は自然の一部であり、
自然と自分がズレた時に、迷いや不調が生まれると考えられていました。

新年の最初に光を迎え、自分の内側を整える。

とても合理的で、静かな智慧です。

おせち料理は「言霊の料理」

おせちもまた、単なる縁起物ではありません。

・黒豆 → まめに生きる
・数の子 → 命がつながる
・田作り → 実りへの感謝

これらはすべて
言葉と意味を食べる行為

古神道では
言葉(コト)は現実を生む力とされ、
「言霊(ことだま)」は天地を動かすと説かれています。

お正月は
👉 良い言葉・良い意味を、身体に入れ、鋭気を養う日
でもあるのです。

お正月は「願う日」ではなく「立て直す日」

古神道の視点で見ると、
お正月は「お願いをする日」ではありません。

・過去のズレを「今」修正する
・心の姿勢を正す(無意識の意識化)
・自然の一部であることに気づき動く

要約してみる
👉 姿勢を立て直す日

静かに、素直に、清らかに
あとは自然と道は開いていく。

神道の世界では
「徳は積むものではなく、整うもの」
なのです。

お正月は、
派手なイベントでも、宗教行事でもなく。

日本の地で生きてきた先祖が何千年もかけて伝承してきた
自然と共に生きるためのリセットの日

今年のお正月はぜひ
・のんびりして
・静かに時を感じ
・自分の姿勢を少しだけ正す

それで十分だと思います。

僕は今日も機嫌良く過ごします♪