ビタミンC(その3) 少し大人向け

〜血管・心臓・脳を守る。静かに効く栄養〜

ビタミンCというと
「風邪」「美肌」のイメージが強いかもしれません。

しかし本当の主戦場は血管・心臓・脳です。

ここが整うことで
✔ 疲れにくい
✔ 集中力が落ちにくい
✔ 年齢による衰えが緩やかになる

という土台が作られます。


■ 血管は「消耗品」ではなく「修復される組織」

血管は毎日
・血圧
・血流
・酸化ストレス
にさらされています。

特に現代人は
✔ ストレス
✔ 糖質過多
✔ 運動不足
により、血管の内側(内皮)が傷つきやすい状態です。


■ ビタミンCと血管の関係

ビタミンCは
✔ コラーゲン合成を助ける
✔ 血管壁の弾力を保つ
✔ 酸化ストレスを抑える

という働きを通して
血管の修復・維持に関与しています。

👉 血管が硬くなる=老化
👉 血管がしなやか=若さ

この差は、日々の栄養で生まれます。


■ 動脈硬化と「慢性炎症」

動脈硬化は
「コレステロールが悪い」だけでは説明できません。

本質は慢性的な炎症と酸化です。

ビタミンCは
・炎症の指標とされるCRP
・活性酸素

に対して、過剰な反応を抑える方向に働きます。

👉 体感はわかりにくくても静かに確実に働きます。


■ 心臓はストレス臓器

心臓は命が絶える瞬間まで休むことを知りません。
そしてストレスがかかると

・血圧上昇
・心拍増加
・副腎ホルモン増加
が起こります。

この副腎ホルモン合成に大量のビタミンCが使われます。
そのため
👉 ストレスが多い人ほど
👉 心臓を守るためにCが消費される

という構図です。


■ 脳とビタミンCの深い関係

脳は
✔ 酸素消費量が多い
✔ 脂質が多い
 = 酸化に弱い臓器

ビタミンCは
・血液脳関門の維持
・神経細胞(ニューロン)の酸化防御
 に関与していることが分かっています。

👉 脳の「錆び」を防ぐそんなイメージです。


■ 脳卒中リスクとビタミンC

観察研究では
✔ ビタミンC血中濃度が低い人ほど
✔ 脳卒中リスクが高い
 という関連が報告されています。

これは
「薬の代わり」ではなく土台を整える栄養としての話です。


■ ストレス × 炎症 × C不足 の悪循環

ストレス
→ 副腎でC消費
→ 炎症増加
→ 血管・脳ダメージ
→ さらにストレス

このループに入ると疲れ・イライラ・不調が続きます。

👉 ここを切る一つの鍵が
👉 ビタミンCの安定供給です。


■ 実践ポイント

✔ 冬・忙しい時期ほどCを切らさない
✔ 「元気な時」にも摂る
✔ 風邪だけでなく血管・脳の視点で見る

症状が出てからではなく予防として整える

これが
血管・心臓・脳を守る
一番の近道です。


■ まとめ

ビタミンCは
✔ 即効性の栄養でもあり
✔ 長期的な守りの栄養でもある

派手ではありませんが裏方として一生働く栄養です。

次回はいよいよ最終回。

第4回

高用量ビタミンCという考え方
・量の目安
・安全性
・向いている人
・注意点まとめ

ここで
「結局どれくらい摂ればいいの?」を記述してみます。