ビタミンC(その4)

〜高用量ビタミンCという考え方〜

※量ではなく「使い方」の話

ここまでで
・なぜ人はCが不足しやすいのか
・冬・免疫・血管・脳にどう関わるのか
をお伝えしてきました。

今回は「結局、どれくらい摂ればいいの?」
というシンプルですが一番大切で、誤解されやすい内容をひも解きます。


■ 「高用量」とは何か?

まず大前提です。

高用量ビタミンC=誰でも大量に摂ることではありません。

高用量とは
👉 体の消耗量に合わせて量を調整する
という「考え方」です。


■ なぜ必要量に個人差が出るのか

ビタミンCの消費量は人によって大きく違います。

消費を増やす要因
✔ ストレス(精神・肉体)
✔ 風邪・感染
✔ 寒さ
✔ 運動量
✔ 飲酒
✔ 睡眠不足

つまり
同じ人でも、日によって必要量が変わるということです。


■ 動物の視点から見るビタミンC

多くの動物はストレスがかかると
体内でビタミンC合成量を増やします。

例として
・平常時:数g相当
・強いストレス時:十数g相当

👉 人間は
「作れない体」で「一定量しか摂らない」
という不自然な状態になっています。


■ 「推奨量100mg」の正体

公的な推奨量は欠乏症(壊血病)を防ぐ最低量

✔ 元気に働く
✔ ストレスに耐える
✔ 冬を乗り切る
 ための量では残念ながらありません。

👉
「足りない状態を防ぐ量」
「体を守る量」は、別物です。


■ 高用量の基本的な考え方

✔ 一気に摂らない
✔ 小分けにする
✔ 体調を見ながら調整する

ビタミンCは水溶性で使われなかった分は尿として排泄されます。

体が教えてくれるサイン

  • お腹が緩む → 今は十分
  • 何ともない → まだ使われている

👉 無理に容量限界を超えない
👉 毎日のノルマ的に押し付けない
これが大切です。


■ 実践的な量の目安(あくまで参考)

● 日常・予防

  • 1日 3g
    (朝・昼・晩 1gずつ)

● 冬・疲労・ストレス多い時

  • 3〜5g
    (回数を増やす)

● 風邪・体調不良の兆し

  • 一時的に5g以上
    (1回量を増やさず、回数を増やす)

※ 体調・腸の反応を最優先


■ よくある誤解

❌ たくさん摂れば摂るほど良い
❌ サプリだけでOK
❌ 体調が悪くなってから摂る

⭕ 足りない日を作らない
⭕ タンパク質・睡眠・水分とセット
⭕ 予防として使う


■ 高用量が向いている人

✔ 冬に体調を崩しやすい
✔ 風邪が長引く
✔ ストレスが多い
✔ 疲れが抜けにくい
✔ よく飲む

逆に
✔ 腸が弱い
✔ 一気に摂りがち

人は、少量頻回が向いています。


■ 最後に一番伝えたいこと

ビタミンCは魔法の薬ではありません。補助食品です。※ここ重要

しかし
✔ 不足していると確実に弱る
✔ 足りていると土台が安定する

という非常に誠実な栄養です。

高用量とは
「無謀な大量摂取」ではなく
体の声を聞く柔軟さです。


■ シリーズ総まとめ

✔ 人はCを作れない
✔ 冬は消費が増える
✔ 免疫・血管・脳を支えている
✔ 量は固定ではなく調整する

ビタミンCは
一生付き合える万能な健康の材料。

軽く見ず重く扱いすぎず
習慣化に組み込んでください🍋

以上全4回ビタミンCシリーズをお読みいただきありがとうございました。
何かご質問等あればお受付いたします。