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― 七草がゆは、
1月7日に食べる日本の伝統行事です。
これは今も昔も変わりません。
ただ、ここで少しだけ
「暦の感覚」に立ち返ってみたいと思います。
江戸時代以前、日本で使われていた旧暦では、
現在の1月7日は、今の暦でいう2月初め頃にあたります。
つまり七草がゆは、
「お正月が終わった直後」ではなく、
一年で最も寒く、身体が弱りやすい時期に
食されてきた行事でもあったのです。
七草がゆの本質は、
「特別な料理」ではありません。
・胃腸を休める
・身体を温める
・余分なものを外に出す
今で言えば、とても地味です。
けれど昔の人は、
この地味の中にこそ、
生き抜くための智慧を見ていました。
仏教でいうなら「中道」。
やり過ぎず、足りなさ過ぎず。
身体を通して、心を整える。
七草がゆは、
そんな調和の象徴だったのだと思います。
立春を迎える2月は、
暦の上では春ですが、
身体はまだ冬の中にあります。
だからこそ、昔の人は
無理に動き出すことをせず、
一度、身体と心を整える時間を大切にしました。
七草がゆは、
「1月の行事」でありながら、
新春への準備に寄り添った知恵でもあった。
そう捉えると、
今の私たちの生活にも
自然と重なってきます。
七草がゆを
必ず食べなければいけない、
という話ではありません。
大切なのは、
その背景にある考え方。
忙しさの中で
身体の声を後回しにしていないか。
頑張り過ぎて、余裕を失っていないか。
七草がゆは、
そんな問いを静かに投げかけてくれます。
急がなくていい。
整えば、流れは自然に動き出す。
水がそうであるように、
人もまた、
調和の中で一番の力を発揮するのだと思います。
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