子どもの栄養を考える第四話

― 質的栄養 実践法 ―

子どもと糖質

― 動くから食べる、食べるから育つ ―

近年、糖質は悪者にされがちです。

「糖質制限」
「血糖値」
「太る原因」

大人の世界では、確かに議論があります。
しかし、子どもにそのまま当てはめるのは適切ではありません。


◆ 子どもは「体を使うことが使命」

大人は活動量が減りやすい。
しかし子どもは、

・経験を積む
・歩く走る
・跳ぶ
・泳ぐ
・考える
・成長
など常にエネルギーを使っています。

糖質は、

・脳の主要エネルギー源
・筋肉の即効エネルギー
・成長活動の燃料

です。

つまり、

動く子どもにとって糖質は必須です。


◆ 問題は「食べること」ではない

問題は、

👉 食べて動かないこと
👉 甘いものを常用すること

です。

糖質は悪ではありません。

使われなかった糖質が問題となるのです。


◆ 成長期とエネルギー

成長期の子どもは、

・骨を伸ばし
・筋肉を増やし
・神経回路の発達

でエネルギーを大量に必要としています。

ここで過度な糖質制限をすると、

・疲れやすい
・集中力低下
・情緒不安定
・成長停滞

につながる可能性があります。
スマホでのゲームやSNSの情報過多も消費している可能性があります。


◆ 白米とビタミンB1

白米は優れたエネルギー源です。

しかし、糖質をエネルギーに変えるためには
ビタミンB1が必要です。

B1が不足すると、

・疲労感
・イライラ
・食欲低下

などが起きやすくなります。

つまり、

糖質単体ではなく、代謝まで考えることが大切。


◆ 動かせば整う

ここが核心です。

子どもは本来、

動くことで

・血流が良くなり
・インスリン感受性が整い
・代謝が回る

仕組みになっています。

だから、
糖質を減らすより、まず動かす。


◆ まとめ

第四話の結論はシンプルです。

糖質は敵ではない。
使い方が問題。

しっかり動く
しっかり食べる
しっかり眠る

この循環があれば、
糖質は成長の味方になります。