子どもの栄養を考える第二話

― 質的栄養 実践法 ―

子どもに摂取を避けたいもの

― 大人の身体と子どもの身体は何が違うのか ―

第1話では、
「子どもの身体をつくる4つの土台」として、

1.高タンパク質
2.ビタミン
3.炭水化物(糖質)
4.腸内細菌(食物繊維)

この基本をお伝えしました。

ここが整えば、子どもの身体は本来の力で育っていきます。
今回は食に満ち足りた飽食の時代、何を避けるかです。


◆ なぜ「避ける視点」なのか

大人は、ある程度の負担を体に不要なものを体内で処理できます。
肝臓も腎臓も腸も、解毒・分解・排泄の力が成熟しています。

一方で子どもは、色々なことが成長過程のため

  • 解毒能力が未熟
  • 腸のバリア機能が弱い
  • 体重が軽く、影響が大きい
  • 脳や神経が発達途中

この違いです。

つまり、
大人が平気でも、子どもには大きな負担となる可能性があるということです。
これが第2話の出発点です。

ここは、
守るための知恵として受け取ってください。


◆ 子どもにできれば避けたいもの

ここでは「完全禁止」ではなく、
頻度を下げる・日常から外すという考え方で整理します。

① 精製された砂糖(特に大量の甘味)

甘いお菓子やジュースは、
子どもの血糖値を急上昇させ、急降下させます。

すると起きやすいのは、

  • 落ち着きの低下
  • 集中力のムラ
  • イライラ
  • 眠気
  • 食欲の乱れ
  • ビタミンなどの過剰消費

「甘いもの=ご褒美」という習慣が強いと、
感情コントロールまで影響を受けやすくなります。

大切なのは、
ご褒美を否定することではなく、回数と意味づけを見直すことをお勧めします。

もっと怖いものがぶどう糖果糖液糖や果糖ブドウ糖液と言われる異性化糖の摂取です。
甘味が砂糖よりあり安価にできることから異性化糖はジュースやさらに調味料にも使われております。
もし砂糖と異性化糖の摂取なら私は砂糖にしてください。と伝えております。
この話になりますとさらに深堀するのでまた違うタイミングでお話しさせていただきます。


② 過度な加工食品

コンビニ食やジャンクフードは、
エネルギーはありますが、ビタミン・ミネラルが乏しいことが多い。
過剰にリンを摂取してしまう可能性があります。

結果として、

  • 見た目は食べているのに、栄養は足りない
  • いわゆる「質的栄養失調」

という状態が起きやすくなります。

これは「量」ではなく「質」の問題です。


③ 強い添加物・人工甘味料

大人はある程度処理できますが、
子どもは体内に長く残りやすい。

特に注意したいのは、

  • 強い人工甘味料
  • 一部の保存料・着色料

すべて悪ではありませんが、
毎日常用する環境は避けたいというのが冷静な立場です。
私はゼロカロリーのものを摂取しておりますが、自分で調べた結果
この量ならという按分で楽しんでおります。


④ 不要な高用量サプリ

第1話でも触れましたが、

サプリ=悪ではない
サプリ=必須でもない

子どもにとって最優先は
食事・睡眠・運動・自然環境です。

サプリはあくまで「補う手段」であって、主役ではありません。
子どものサプリスターターセットとしてプロテインパウダー、ビタミンB群、(ビタミンC)で十分かと。
条件付きでアルギニンやグルタミンなどもお勧めしています


◆ 大人と子どもの決定的な違い

ここが核心です。

大人は
👉 衰退し修復(メンテナンス)の体

子どもは
👉 成長し創造(つくる)の体

だからこそ、

  • 大人:疲労回復や抗酸化を重視
  • 子ども:成長材料と代謝を重視

同じ栄養でも目的が違います。

この違いを理解すると、
「何を避けるべきか」が自然と見えてきます。


◆ まとめ

結論として

子どもを栄養は、制限ではなく環境を整えること。

  • 甘いものを減らす
  • 加工食品を減らす
  • 添加物を日常にしない
  • 不要なサプリに頼らない

これだけで、子どもの身体はかなり楽になります。

そしてその分、
タンパク質・ビタミン・炭水化物・腸内環境が活きてきます。


次回予告(第三話)

次は、

第三話|アルギニンは子どもに条件付き必須アミノ酸

なぜ子どもの成長にアルギニンが重要なのか。
成長ホルモン・免疫・回復の視点から、解説します。