心配するより、心肺を鍛える

〜呼吸が育つ、水泳は最強の習い事〜

私の心得の一つに
「心配するより、心肺を鍛えろ」
少し韻を踏んだ言葉ですが本質的な話です。

親が子どもを想うとき、
つい「大丈夫かな」と心配な気持ちになります。
適度でしたら良いですが、過剰になってはいけません。

心配のエネルギーは、一見やさしく見えても負の方向に傾きやすいものです。

不安は呼吸を浅くし、胸を固くし、体を緊張させます。

東洋医学では、「憂いは肺を弱らせる」と言います。

肺は呼吸を司る臓器です。
肺の機能が落ちれば、当然呼吸が人体に入りにくくなる。

呼吸が入らなければ、血液と栄養の循環も滞ります。

呼吸が浅くなると、体全体の巡りが弱まり、
やがて肝や腎にも影響が出てくる。

すべては関係性の中にあります。
人だけじゃなく、組織も同じです。

体は、ひとつの機能で動いていません。


潜る力

水泳の大きな特徴のひとつに
「息を止める」という息こらえ動作があること。


一瞬で空気を貯め込み
水の中で息をこらえながらゆっくり吐き、
浮かんでまた吸う。

この繰り返しが、心肺機能を育てます。

水中では水圧がかかるため、横隔膜や呼吸筋もしっかり働きます。

呼吸筋が強い子は、

・姿勢が安定する
・疲れにくくなる
・集中力が続く
・感情が落ち着きやすい
という特徴が出ます。

何より潜れば、
「空気が吸える」ありがたさを体感します。

息ができることは、当たり前ではない。

水の中から顔を上げた瞬間の一呼吸は、
まさに感謝の呼吸です。

心配事や嫌なことがあったって、プールに入って、数十秒潜っていたら
命を感じる感覚は心配事以上に大切な呼吸に気づけるかもですね。


心配より信頼

心配するより、心肺を鍛えろ。

そして

心配より、信頼しよう。
私がいつも想うことです。

子どもを自宅から送り出すとき、
「大丈夫かな?心配だな?」よりも
「信頼しているから気を付けていってきてね」
と伝えてあげて欲しい。
心配は負の気を出し、信頼と気を付けてねの言葉はプラスのエネルギーになります。
気を付けてね~と言って家をでるとほんとに気(エネルギー)がついて事故や事件に遭遇にしないことも
科学的に証明される時代になってきています。

信頼は、呼吸を深くします。
深い呼吸は、心を整えます。
整った心は、挑戦する力になります。


肺は、休めない臓器

肺臓と呼吸は、生まれてから死ぬまで、
一度も休まず働いてくれる機能です。

眠っている間も、
悩んでいるときも、
怒っているときも。

黙々と、命を守ってくれています。
一度でもめちゃくちゃ感謝してことありますでしょうか?
肺に、酸素が入り生きている有難みに感謝してみるのもよいかもですね。



その肺の機能を高めるのに有効なのが水泳です。
呼吸を育てる習い事に価値があります。

水泳は、
ただ泳げるようになるだけではありません。
ヘルパー指導と泳げることを優先にしていることも大切ですが

当スイミングでは徹底的に潜る指導を推奨し
子どもにたくさん潜ってもらい、肺活量を身に着けてもらう
初心者指導を大切にしています。
潜る教程に価値を置き、水中での活動量を増やしています。

お子さまに直接このような指導はしませんが、体で習得してもらっています。
・呼吸を意識すること
・心肺機能を育てている
・呼吸ができることが当たり前ではないこと

これらが潜るという動作の力です。


最後に

心配は肺の機能を弱めます。
心配は呼吸を浅くします。
信頼は呼吸を深くする。
信頼は肺の機能まで高める可能性があります。

心配するより、心肺を鍛える。
心配するより、信頼してみる。

肺の機能改善の一助になれば幸いです。