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五節句はすべて奇数です。
これは偶然ではありません。
古代中国の陰陽思想では、
奇数は「陽」=生命力・前進のエネルギー
と考えられていました。
特に「奇数が重なる日」は
陽の力が強まる特別な日。
だから 3・5・7・9 の重なる日は
気が高まる日 とされ、
祓いと祝いを同時に行ったのです。
1月7日だけ少し違うのは、
元日からの流れの中で
人の無病息災を願う意味合いが強かったためです。
理屈で言えば、11も奇数です。実際、中国では
11月11日は「独身の日」として発展。
日本では、古来の暦の区切りが
9月9日までで完結していました。
一年最初の節句です。有名ですね。
お正月のごちそうで疲れた体を、七草粥で整える日。
春の七草には、
「芽吹きの力をいただく」という意味があります。
年の始まりに、
無病息災を願い、生活を通常のリズムへ戻す。
まさに整える節目です。
お祝いの仕方
朝に七草粥をいただき、「今年も元気で」と声に出すだけで十分です。
食べるもの
・七草粥
(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)
桃の節句として親しまれる日。
もとは水辺で身を清める厄祓いの行事でした。
紙の人形に穢れを移し、川に流す「流し雛」が原型です。
春のはじまりに、
心身を清め、成長を願う。
日本では次第に、
子どもの健やかな未来を祝う行事へと変化しました。
お祝いの仕方
ひな人形を飾り、「大きくなったね」と成長を言葉にして伝えます。
食べるもの
・ちらし寿司(彩り=健やかさ)
・はまぐりのお吸い物(良縁の象徴)
・ひなあられ、白酒
菖蒲(しょうぶ)は「尚武」に通じ、
強さや勇気を象徴します。
武家社会の広がりとともに、
男の子の健やかな成長を願う日となりました。
季節は初夏。
力強い生命エネルギーが満ちる頃です。
お祝いの仕方
こいのぼりを揚げ、五月人形を飾り、
菖蒲湯に入り、心身を清めます。
食べるもの
・柏餅(家系が続く象徴)
・ちまき(厄除け)
織姫と彦星の物語で知られる七夕。
もとは裁縫や芸事の上達を願う日でした。
技を磨き、願いを天に届ける。
夏の夜空を見上げながら、
未来を思い描く節目です。
お祝いの仕方
短冊に願いを書き、笹に飾ります。
食べるもの
・そうめん(天の川に見立てて)
奇数は「陽」の数とされ、
その最大である9が重なる日。
菊の花で邪気を祓い、
長寿を願います。
秋の深まりとともに、
一年を振り返り、成熟を味わう節目でもあります。
お祝いの仕方
菊を飾り、静かに一年を振り返る時間を持つ。
食べるもの
・菊酒
・栗ごはん
節句は、難しく考えなくて大丈夫です。
少し飾る。
少し食べる。
少し言葉にする。
それだけで、
節が生まれます。
暮らしに節目を。
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