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不安は、悪者ではありません。
そして、自分が弱いから出てくるものでもありません。
結論からお伝えします。
不安とは、脳の安全装置が少し過剰に働いている状態。
ただ、それだけです。
私たちのはるか大昔の先祖は、
生き延び、命を守り、次世代へつなぐために生きてきました。
獣に襲われる。
自然災害に見舞われる。
常に危険と隣り合わせの時代。
その中で
「危険を避ける」「リスクを回避する」
この働きを持つ脳が育まれてきたと言われています。
つまり不安とは、
無意識に働く生存のための仕組み
と私は認識しています。
脳の本来の役割は、とてもシンプルです。
👉 生き延びること
そのため脳は、常に
という働きをしています。
だからこそ、不安とは
「やめておこう」
「まだ危ない」
「様子を見よう」
「私には無理」
といったブレーキ信号として現れます。
これは、本来は正常な反応です。
問題は、
危険ではない場面でもブレーキが入り続けてしまうこと。
ここにあります。
不安が強いとき、脳の中では何が起きているのか。
それは、
まだ起きていない未来を、最悪の形で先取りしている状態
です。
これは現実ではなく、
脳内で勝手に立ち上がった仮説です。
般若心経では
「無罣礙無罣礙(むけいげむけいげ)」
とらわれるものは何もない、と説かれています。
禅語でも
「幕妄想(まくもうそう)」
くだらない思い込みや分別に囚われるな
と古来から語られてきました。
そう考えると、
現代を生きる私たちが不安を抱いてしまうのも、
無理のないことだと言えるのかもしれません。
脳は、
想像と現実を区別しません。むしろできないのです。
そのため、想像しただけで
という反応が起きます。
結果として身体は、
「今、危険だ」
と勘違いしてしまう。
これが
不安=脳の誤作動
と呼べる理由です。
ここで大切なことがあります。
不安を消そうとしないこと。
これらはすべて、
不安を「敵」にしてしまう対応です。
脳は
「危険信号を無視された」
と感じると、
さらに強い不安を出します。
不安が出たら、こう扱います。
これだけでいい。
と、私は考えています。
評価しない。
分析しない。
追い払わない。
すると脳は
「安全が確認できた」
と判断し、自然に静まっていきます。
BIG WINGSで大切にしている
笑顔・余裕・感謝。
これは精神論ではなく、
脳にとっての安全サインです。
不安は
頭で起きているようで、
実は身体の反応です。
だから、考え方を変えるよりも、
これだけで、
脳は一気に安心します。
水に入ると落ち着く。
運動後に気持ちが軽くなる。
これは、
脳が「今は安全だ」と理解するからです。
不安がある=ダメ
ではありません。
不安がある=
脳が働いている証拠です。
ただし、その信号が
「今」ではなく
「まだ起きていない未来」
に向いていたら、
それは誤作動。
不安を敵にせず、
身体を通して
「今ここは大丈夫」
を教えてあげる。
これが
脳の道の、不安との付き合い方です。
不安が静まった先に、行動があります。
そして、
行動の先にだけ、現実の変化があります。
私の好きな言葉に、
今今と今という間に今ぞ無く
今という間に今ぞ過ぎ行く
という道歌があります。
今に生きる。
今を味わう。
今を楽しむ。
それだけで、
脳はもう安心しています。
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