脳の道|第6回

子どもの脳は環境で育つ

子どもは、
教えられて育つ存在ではありません。
大人の言っていることではなく、していることを見て育ちます。

置かれた環境を、そのまま吸収して育つ存在
です。

何を言われたかより、
どんな空気の中にいたか。
何を教えたかより、
大人がどう在ったか。

子どもの脳は、
言葉より先に環境を読み取る力を持っています。


子どもの脳は「模倣」で成長する

子どもの脳は、
説明よりも
正解よりも
真似ることで発達します。

  • 大人の表情
  • 声のトーン
  • 姿勢や動き
  • 言葉の使い方

これらをそのまま写し取り、
「世界はこういうものだ」
と認識を作っていきます。

だから
落ち着いた大人のそばでは、
子どもも自然と落ち着く。

楽しそうな空間では、
理由がなくても笑顔になる。

これは性格ではなく、
脳の仕組みです。


「言うことを聞かない」のではない

子どもが

  • 落ち着きがない
  • 集中できない
  • 話を聞かない

こう見えるとき。

多くの場合、
子どもが悪いのではありません。

環境が、まだ整っていない
それだけです。

音、光、声、動線、視線、空気感。
子どもの脳は、
大人以上に環境の影響を受けています。

指導者の方で耳が痛い方は成長していくと思います♪


安心が先、学びは後

子どもの脳にとって、
最優先なのは
安心です。

安心があるとき、
脳は自然と前を向き、
身体を動かし、
学びを吸収します。

逆に、
緊張・不安・恐れがあると、
脳は守ることに力を使い、
成長のスイッチが入りません。

だからこそ
叱る前に整える。
教える前に感じさせる。

これが
脳の道の子ども指導です。


水と身体がつくる最高の環境

水の中では、
言葉が少なくなり、
感覚が増えます。

  • 全身が包まれる
  • 呼吸が整う
  • 今ここに集中する

この状態は、
子どもの脳にとって
最高の学習環境です。

水泳は、
技術を教える場ではなく、
安心して挑戦できる環境づくり

環境が整えば、
子どもは勝手に育ちます。


大人の在り方が、最大の教材

子どもは、
大人の背中を見ています。

  • 失敗したとき、どう振る舞うか
  • 思い通りにならないとき、どう言葉を選ぶか
  • 楽しんでいるか
  • 余裕を持っているか

これらすべてが、
子どもの脳に刻まれていきます。

だから
完璧である必要はありません。

整え直す姿を見せること
それが、最高の指導です。


脳の道としてのまとめ

子どもの脳は、
育てるものではなく
育つもの

大人がやるべきことは、
環境を整えること。

  • 安心できる空気
  • 挑戦していい雰囲気
  • 失敗が許される場
  • 笑顔と余裕のある関係性

これだけで、
子どもの脳は自然に開いていきます。


脳の道・結びに

このシリーズでお伝えしてきたことは、
とてもシンプルです。

  • 脳は出力で動く
  • 認識が現実を作る
  • 不安は誤作動
  • 身体が脳を導く
  • 言霊が脳を書き換える
  • 環境が脳を育てる

脳は、
鍛えるものではなく
整えるもの

そして、
整った脳は
次の世代へ、自然に道を通していく

それが
BIG WINGS 脳の道です。

ここまで、
一緒に歩いてくださり
ありがとうございます。

また、
次の道でお会いしましょう。