認識が現実を決める理由

脳の実践道2


私たちはつい
「現実がこうだから、こう感じる」と思いがちです。

しかし、脳の働きをよく観ていくと
順番はであることがわかります。

現実 → 感情 → 行動
ではなく
認識 → 感情 → 行動 → 現実

脳は、起きた出来事そのものを
そのまま見ているわけではありません。

脳は常に
「これは何だ?」
「自分にとってどういう意味か?」
と解釈(=認識)してから、世界を見せています。


同じ出来事でも、現実が変わる理由

たとえば同じ雨の日。

ある人は
「最悪だ、ついていない」
と感じる。

別の人は
「恵みの雨だ、潤うな」
と感じる。

雨は同じ。
でも現実の質はまったく違います。

これは性格の問題でも
ポジティブ思考の問題でもありません。

脳がどの認識を“標準設定(デフォルト)”にしているか
の違いです。


脳は「事実」ではなく「意味」に反応する

脳はとても面白い性質を持っています。

  • 事実には反応しない
  • 意味づけに反応する

だから
「忙しい」
「大変だ」
「余裕がない」
という認識で物事を見ると、

脳は
✔ 緊張
✔ 防御
✔ 不安
の回路を優先的に使い始めます。

逆に
「今、試されている」
「成長の途中だ」
「流れの中にいる」
という認識に変わると、

同じ出来事でも
脳の使われる回路が変わり、
行動・結果も変わっていきます。


認識は「無意識の癖」

ここで大切なのは、
認識は意識して選んでいないことが多い
という点です。

これは
脳の「省エネ機能」によるもの。

過去の経験
よく使った言葉
よく聞いた言葉
良く見た動作
良くした動作
育ってきた環境

これらから
「世界はこういうものだ」
という初期設定が作られます。

つまり、
今の現実は
これまでの認識の集積

責める必要も、直す必要もありません。
ただ、書き換えられるというだけです。


認識を書き換える一番簡単な方法

認識は
「考えて変える」ものではありません。

やってみて、体感して変わる
これが脳の正しい順序です。

・先に動く
・先に言葉を変える
・先に扱いを変える

すると脳は
「どうやら世界は、前と違うらしい」
と認識を更新します。

BIG WINGSで大切にしている
「まずやってみる」
「身体で覚える」
「笑顔で通す」

これはすべて
認識を書き換えるための実践です。


脳の道としてのまとめ

現実を変えようとして
環境や人を変えなくていい。

まずは
認識の置きどころ
ほんの少し変える。

  • できない → 途中
  • 問題 → 材料
  • 不安 → 調整信号
  • 心配→信頼

この置き換えだけで
脳の反応は驚くほど変わります。

脳の道とは、
考え方を増やすことではなく
見方を整える道

今日ひとつ、
出来事にどんな意味を与えているか
静かに観てみてください。

そこから
現実はもう動き始めています。