BIG WINGSコラム|栄養編①

― 食は身体をつくり、心を整える ―

著書を出版してから、早いもので5年が経ちました。
コロナ禍を経て、そして私自身の年齢を重ねる中で、
「食」や「栄養の摂り方」には多少の変化がありました。

しかし、原則は今も変わっていません。

不足を補い、余剰をなくす。
身体は、食べたものでできている。

これは今も、これからも変わらない真理です。

また、栄養を考えるときに
「何を摂るか」だけでなく
消化できているか、吸収できているか
という視点は欠かせません。


基本の結論(今も変わらない答え)

著書でお伝えした内容の本質は、今も同じです。
その上で、あらためて結論からお伝えします。

  1. タンパク質を摂る
  2. ビタミンB群・ビタミンCを摂る
     ※女性はプラスしてを意識
  3. 適度なミネラル摂取
  4. 活動量に合わせた糖質摂取
  5. 食物繊維を意識して摂る
  6. 良質な脂質を摂る
     (酸化した脂質はできるだけ避ける)

大切なのは、
「これだけ摂れば良い」という発想をしないことです。


工夫する、という視点

栄養とは、単なる足し算ではありません。

  • 生活リズム
  • 年齢
  • 運動量
  • 睡眠
  • ストレス状態

これらによって「最適な解答」は変わります。

だからこそ
どう工夫するか
どう日常に落とし込むか
が重要になります。

そこに、もう一つ加えるなら
発酵食品の存在です。

腸内環境は、
消化・吸収・免疫・思考にまで影響します。


食は、心もつくる

身体は、食べたものでできています。
思考もまた、その通りです。

何気なく口にしているものが、
・体調
・感情
・集中力
・判断力

にまで影響していることを、
私たちはつい忘れがちです。

病気の原因の多くに
「何を食べているか」
「どう食べているか」

が関わっていることも、決して他人事ではありません。


伝えたいこと

食は、制限でも我慢でもありません。
他の命をいただき、体と心を整えること。調和させること。

食べなければ生きていけません。生きていくには
生きている生命から命をいただくことにあります。、
身体を整え、心を整え、人生の質を高めていきます。

良食にして病気知らずを目指しましょう♪