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コルチゾールは、生命維持に欠かせないホルモンです。炎症を抑えたり、血糖を保ったり、ストレスに対応したりと、私たちの身体を守るために働いてくれています。
だからコルチゾールは、決して悪者ではありません。むしろ、身体にとっては「いざという時に命を守るホルモン」です。
問題は、出ることではなく、出続けることです。
強いストレス、睡眠不足、空腹、過度な運動、暑さ寒さ、人間関係、仕事、育児。身体や心が「危機だ」と感じる状態が続くと、コルチゾールの働きも続きやすくなります。
その結果、
という方向に傾くことがあります。
特に大切なのは、筋肉です。
筋肉は、ただ見た目を作るものではありません。代謝を支え、姿勢を支え、体温を作り、健康寿命を支える大切な器官です。
コルチゾールが過剰に働き続けると、身体はエネルギーを作るために筋肉の分解へ傾きやすくなります。これはボディビルダーだけの問題ではありません。たんぱく質が不足しがちな女性、シニア層、疲れが抜けない方にとっても、とても大切な話です。
「私はストレスを感じにくいです」という方もいます。それは素晴らしいことです。ただ、心が前向きでも、身体には負担がかかっていることがあります。
私はストレスを、心と身体にかかる“重力”のようなものだと考えています。地球にいる限り重力があるように、生きている限り、多少のストレスはあります。
大切なのは、ストレスをゼロにすることではありません。ストレスを受けても、回復できる身体を作ることです。
そのために大切なのが、
など、エネルギーを作る栄養素です。
結局、いつもお伝えしている栄養に戻ります。身体は、材料がなければ回復できません。
そして栄養と同じくらい大切なのが、言葉です。
「疲れた」 「もう無理」 「最悪」
こうした言葉を何度も使うと、脳はその状態を再確認しやすくなります。
反対に、 「大丈夫」 「余裕」 「ツイている」 「感謝しています」 「今日も整えていこう」
こうした言葉は、自分の神経を整える方向に働きます。笑顔も本当に大切です。笑顔は、心だけでなく身体にも伝わります。
コルチゾールは、命を守るありがたいホルモンです。ただし、頑張りすぎが続くと、守るための働きが、今度は身体を削る方向へ向かうことがあります。
だからこそ、
これが、ストレス時代を生きる身体づくりです。
コルチゾールを敵にするのではなく、味方として上手に付き合っていきましょう。
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