ニッコリしよう

僕の好きなサンスクリット語に

sukha
   という言葉があります。

意味は「安楽」「幸福」「喜び」「心地よさ」。

「笑顔」そのものの意味ではないようです。

でも僕はこの言葉を
  内面が満たされ、自然とニッコリする状態 

             と捉えています。

『理趣経』に

「熙怡微笑(きいみしょう)」

という言葉が何度も出てきます。

真理を説こうとする佛さまや菩薩さまたちが
         最後には穏やかに喜び、微笑む。

 お経って面白いです。

苦しい顔をして悟るのではない。
怒った顔で人を導くのでもない。
微笑み真理を説く。

   そこに僕は密教らしさを感じます。

そして『理趣経』の正式な題にも

「大楽」

とあります。

サンスクリット語で
mahāsukha(マハースカ)

「大いなる安楽・歓喜」です。

人は本来ニッコリできるもの。

佛教に

無自性(むじしょう)

という考えがあり、

物事は

「絶対にこうでなければならない」

 という固定された性質は何一つない。

自分も
相手も
出来事も

縁によって刻々と変化します。

嫌な出来事が起きた

腹が立った。

失敗した。

その瞬間

「最悪だ」

と決めれば最悪になります。

でも

「ここから何を学ぼうか」

と見れば

同じ出来事が
次の一歩になります。

これが僕の理解する

無自性から生まれる自由

です。

だから僕たち株式会社BIG WINGSの社是の一つに

「ニッコリしよう」

があります。

無理に笑えという意味ではありません。

お客様に笑顔を作れという意味だけでもありません。

自分の我に固まらず

相手を見て
状況を見て
今できることを尽くす。

すると最後には

ニッコリできる道を選べる。

僕はそれを仕事でも
修行でも大切にしています。

sukha。

幸せだからニッコリする。

そして

ニッコリすることで、また幸せを創っていく。

今日もニッコリいきましょう。

合掌