0÷0=?

答えは「0」ではありません。

数学の回答ではなんと、
0÷0はひとつの答えに決めることができないと言うことになっています。

なぜなら、
0×1=0
0×10=0
0×100=0
どの数を入れても成り立ってしまうからです。

つまり、
答えがないというより、
ひとつに定められない。

僕はここに、とても面白いものを感じます。

密教でいう「空」も、
単なる「何もない」という意味ではありません。

固定されたものがなく、
縁によってさまざまな姿を現していく。

何も決まっていないからこそ、
何にでもなれる。

神道にも「むすび」という言葉があります。

天地、人、命、ご縁。

異なるものが結ばれることで、
そこから新しいものが生まれていく。

そう考えると、

0÷0とは、
答えを探す問いではなく、
自分で答えを生み出していく問い

とも見えてきます。

人生も仕事も、
最初から正解が用意されているわけではありません。

だからこそ、

何を選ぶか。
何を信じるか。
どう行動するか。

自分で定め、
その答えに向かって歩んでいく。

不定とは、不安ではなく可能性。

何も決まっていないところから、
自分の「一」を生み出していく。

そんな見方もできるのではないでしょうか。