ビタミンA 〜体を守る「粘膜の守護神」〜

以前、栄養を学んでいる時にとても印象的だった言葉があります。
「生命は、物理と化学の法則でできている」
最初は難しく感じましたが、学べば学ぶほど、人の体は本当に精密で、そして神秘的だと感じます。

今回は「ビタミンA」についてです。

■ ビタミンAのイメージと実際の役割

ビタミンAというと、
・目に良い
・夜盲症
・うなぎやレバー
そんなイメージが強いかもしれません。
ですが実は、体にとって非常に重要な役割を持っています。
人の肝臓には、ビタミンAが大量に貯蔵されています。 それほどまでに「生きる上で必要な栄養素」ということなのですね。
体は不要なものをわざわざ大量保存しません。必要だから備えている。これは体からの大切なメッセージです。

■ ビタミンAは「体の表面を守る栄養」

ビタミンAは特に、
・皮膚
・粘膜
・目
・呼吸器
・胃腸
・細胞の修復
などに深く関わっています。
つまり「体の表面を守る栄養」とも言えます。
乾燥しやすい方、粘膜が弱い方、肌トラブルが多い方などは、タンパク質やビタミンA不足も一つの視点かもしれません。

■ 栄養は単体ではなく「チーム」で働く

細胞は毎日生まれ変わっています。 その材料となるのはもちろんタンパク質。
そしてその働きを支える栄養の一つがビタミンAです。
「栄養は単体で働くのではなく、チームで働く」と考えています。
タンパク質だけでもダメ。ビタミンだけでもダメ。バランスと継続が大切です。
これを書くと怒られるのですが特定のサプリを摂れば良いという考えには至りません。
近年、プロテインが少し定着し「高タンパク」が注目されていますが、タンパク質を活かすためにもビタミンやミネラルは必要です。 逆に言えば、栄養は“掛け算”ですのでどれか一つだけでは体はうまく機能しません。
ちなみに筆者は、
・卵
・お肉
・お魚
・良質なタンパク質
・必要に応じた栄養補給
を意識しています。

■ 毎日の積み重ねが未来の体を創る

栄養は薬ではなく、毎日の積み重ね。 今日食べたもので、未来の体は創られていきます。
まずは「自分の体に必要な材料を入れているか?」
そこを意識してみるだけでも、体は少しずつ変わり始めるかもしれませんね。